大漁に湧いた浜を見つめるように、優雅な姿を見せているこの番屋は、明治32年に建てられました。廃屋の状態から解体復元作業を経て、郷土資料館として保存されています。
こんな巨大な建物が風景に調和して見えるのは、自然の地形に沿って建てられているからでしょう。
(c) Hideo Higuchi
刺網で鰊を獲る漁師の船に乗せてもらいました。漁場に向かう船から白鳥番屋が見えます(1977年撮影)。石狩湾では現在も刺網で鰊漁が行なわれていますが、それはかつて建網漁で大量に獲っていた回遊性の大型鰊とは別系統のもの。石狩湾内で成長する地域性のニシンといわれています。
刺網で鰊を獲る漁師の船に乗せてもらいました。漁場に向かう船から白鳥番屋が見えます(1977年撮影)。石狩湾では現在も刺網で鰊漁が行なわれていますが、それはかつて建網漁で大量に獲っていた回遊性の大型鰊とは別系統のもの。石狩湾内で成長する地域性のニシンといわれています。