番屋の内壁にあった落書き。高橋家の前に、この番屋は昭和１０年頃まで小樽の青山家が所有していた。落書中の「青山」から考えると、これは昭和初期に書かれたようだ。「二度来るなよ北海道に、わけても雄冬の青山は‥‥」。不平不満は食事のことだけだったのか。
番屋の裏にある倉
2011年2月アーカイブ
番屋の内壁にあった落書き。高橋家の前に、この番屋は昭和１０年頃まで小樽の青山家が所有していた。落書中の「青山」から考えると、これは昭和初期に書かれたようだ。「二度来るなよ北海道に、わけても雄冬の青山は‥‥」。不平不満は食事のことだけだったのか。
母屋背後に石倉（文庫倉）、裏の斜面にも倉が置かれている。
玄関は洋風を取り入れた外両開きドアーにしてある。
玄関の壁に小窓をつけ、漁夫の宿泊部屋（ダイドコロ）が覗けるようにしてある。
ダイドコロ
ネダイ二階からダイドコロを見る
「鰊大漁」と書いたモッコ（水揚げした鰊を運ぶ背負い箱）
da
浜益には小樽に本拠を置く木村家の漁場が何ケ統もあった。この廃屋が魚場全体を仕切る本部になっていた。
建物はコンクリートの基礎、一部レンガ造りになっていた。
放置されていた鰊釜
鰊の運搬に用いられたモッコが日常の運搬具としてまだ使われていた。
番屋のまわりに様々な用途に合わせた倉が建ち残っていた。
水揚げした鰊を一時的に保管したローカ。漁期が終了すると船や漁具類を保管した、
